Webだからこそ可能な文章表現と小説の表現の比較

文章表現において、見易さを重視するのではなくて気持ちをより伝える場合を想定して。


Web:


あのーーーーーーーーーーー、



そうそう!!!  思い出したよ!

いやぁあんまり大声ではいえないんだけどさ




じ    ・    つ     ・     は





あれっ!?!?!?溜めてる間に忘れちゃったよ、アハハ



小説(文庫):


あのー、(しばし沈黙)
そうそう!!!思い出したよ!
イヤァアンマリ大声デハイエナインダケドサ
じ・つ・は!
あれっ!?溜めてる間に忘れちゃったよ(恥ずかしそうに)、あはは(笑いでごまかす)



違い(特にWebと紙を比較したとき):


間。色。大きさ。時。


Webは空間に縛られない、また文章のマークアップも可能なので表現方法は空間的にも時間的にも段違いである。小説で上のような表現の仕方をしたら、相当贅沢、というかありえないでしょう。


こんなこと10年前ぐらいから言われてきたことだと思いますが、自分で実際に文を書きながら確かめてみたかったのでやってみました!きっとこういうことについて述べている本とかあると思うのですが。Webの次になると思う空間型と個人型(今勝手に名前付けましたが)ではどんな風になるのだろう。


ここから思ったこととしては、


・表現方法が格段に多いからこそ表現者及び利用者のデザインスキル及びリテラシーが高い必要があるように思えるということ。実際、ワードにしたってエクセルにしたってブログにしたって、機能を使いこなしている人はあまり見受けられないわけだし。そもそも使う必要がないという話が前提としてありますが。


・内容ごとに適したメディアがあるということ。クロスメディアとかそこらへんの人が研究しているのでしょうか。文章内容ごとに適したメディアもあるのだと感じました。