ビーイング・デジタル


デジタルってなんでしょう。
ではアナログはなんでしょう。


そもそも、デジタルはアナログの物質を組み合わせて出来ているわけですからアナログの集まりということも出来ます。


その両者の違いは、情報を介して離散化されているか否かではないでしょうか。


この本ではデジタルの歴史及び展望をとてもわかりやすく、且つきちんとした流れの中で紹介されていて、「デジタルってなんだろう」という素朴な疑問を持っている人や情報分野についてなんとなく関心を持っている人が読むにはとてもふさわしい本だと思います。

第三の波 (中公文庫 M 178-3)

第三の波 (中公文庫 M 178-3)

個人的には、数年前にトフラーの第三の波を読んで(農業社会、産業社会、情報社会という流れの中で情報社会は第三の波として書かれている本です)本が書かれた1980年代当時の情報社会の予測や展望が現在においてその予測が的中していて感銘していたのですが、そんな大きな流れの中での情報社会の今後や今現在をこの本で感じられた気がします。